断熱設計の基本Ua値とは
家全体から逃げる熱量に対して外気に接している壁・床・屋根・窓などの外皮面積1㎡あたりどれだけ熱損失しているかを数値化したものとなります。 Ua 値は小さい値になればなるほど省エネ性能が高いという事です。 わかりやすく例えると自動車の燃費性能のようなものと考えれば覚えやすいです。
Ua値は地域により1~8地域と区分されています。
家を建てるなら知るべき指標・・・ZEH→HEAT20-G1←G2→G3。進むごとに断熱性能の高い住まいです。 建築地により区分されているのでお住まいの地域に合わせたUa値を目安にされると良いでしょう。
ここ近年はどこの会社も高断熱高気密をうたっております、しかしながら実は言葉だけで性能が伴わない事も・・・そこで具体的に計算された性能値を確認する事が正しい判断基準となります。 建築会社と打合せする機会がありましたらぜひUa値は確認してみましょう。
ここ近年はどこの会社も高断熱高気密をうたっております、しかしながら実は言葉だけで性能が伴わない事も・・・そこで具体的に計算された性能値を確認する事が正しい判断基準となります。 建築会社と打合せする機会がありましたらぜひUa値は確認してみましょう。
地域区分3:天栄村、西郷村、裏磐梯、小野町など山間部
地域区分4:会津若松、須賀川市、白河市など
地域区分5:郡山市
地域区分6:いわき市
今回のシミュレーション 断熱等級7 建設地は小野町
12月に着工する現場の計算結果です。
渡辺建設の家ではZEH~HEAT20-G3グレードまでの断熱性能をご提案しています。 今回の計算結果は小野町で着工する約31坪のお住まいです。
地域区分は3地域で氷点下5度~10まで気温が下がる事も多々ある地域です。 敷地条件から開口部はリビングを大きく多く、居室は最小限度としたお住まいです。 また底冷えする地域で地温が低いと想定していますので基礎断熱の強化でプランしました。
天井断熱:セルロースファイバー500mm 熱抵抗値12.5
充填断熱:ネオマフォーム85mm 熱抵抗値4.25
基礎断熱(立上り) :ネオマフォーム100mm 熱抵抗値は5.0 一部スタイロフォーム20m付加
底板断熱(全面):ネオマフォーム50mm 熱抵抗値は2.5
玄関ドア:イノベストD50複合樹脂枠
サッシ :APW430アルゴンガス入り樹脂スペーサー仕様
上記の仕様でUa値は0.19でした。 全館空調マーベックス涼暖の計画です。
外皮面積が非常に少なく基礎断熱をかなり強化した為にUa値は良い数値になりそうと考えていましたが思いのほか良かったです。
外皮の構成する要素(屋根・壁・建具・床)でUa値は変化するのでプランに応じた断熱計画をご提案しております。
地域区分は3地域で氷点下5度~10まで気温が下がる事も多々ある地域です。 敷地条件から開口部はリビングを大きく多く、居室は最小限度としたお住まいです。 また底冷えする地域で地温が低いと想定していますので基礎断熱の強化でプランしました。
天井断熱:セルロースファイバー500mm 熱抵抗値12.5
充填断熱:ネオマフォーム85mm 熱抵抗値4.25
基礎断熱(立上り) :ネオマフォーム100mm 熱抵抗値は5.0 一部スタイロフォーム20m付加
底板断熱(全面):ネオマフォーム50mm 熱抵抗値は2.5
玄関ドア:イノベストD50複合樹脂枠
サッシ :APW430アルゴンガス入り樹脂スペーサー仕様
上記の仕様でUa値は0.19でした。 全館空調マーベックス涼暖の計画です。
外皮面積が非常に少なく基礎断熱をかなり強化した為にUa値は良い数値になりそうと考えていましたが思いのほか良かったです。
外皮の構成する要素(屋根・壁・建具・床)でUa値は変化するのでプランに応じた断熱計画をご提案しております。
参考記事:高断熱のススメ 断熱等級5.6.7へ
断熱性能を向上させると疾患の予防に効果的な事は国の調査でも公表されています。疾患による死亡や後遺症により健康寿命を損ねる事は省エネ経済的以前の話しなのです。ぜひ健康寿命をのばしたいところです。
断熱性能を向上させると疾患の予防に効果的な事は国の調査でも公表されています。疾患による死亡や後遺症により健康寿命を損ねる事は省エネ経済的以前の話しなのです。ぜひ健康寿命をのばしたいところです。
省エネ住宅と健康状態の関係性
室内環境の改善が子供の成長にも影響を与えている事もわかってきました。よく考えたらわかる事ですが、人間は快適な環境で生活・睡眠をとり、より良いお仕事で充実した人生を送れるのは当然のことです。
暑さ・寒さの感じ方
快適な住環境をこの6要素に当てはめて計画すると非常に質の良い室内環境を作り出すことが可能となります。現代は物質の豪華さではなく質の良い環境が多くの方々に支持されています。
WHOは住まいの冬季室温18℃以上を推奨
室温18℃とは?
意外と低いと思える数字なのかもしれません・・・しかし現在のお住まいを計測してみると家じゅうの温度はいかがでしょう?トイレ・廊下・玄関など意外と寒い場所は多く暖かいリビングも床が冷えていて天井が温まっているなんてことありませんか?
Ua値は机上の計算、C値(隙間相当面積)は施工精度の通信簿
C値とは
床面積1㎡あたりどの程度の隙間が存在するかを現場で実測試験を行う事です。 気密性能が悪いと断熱性能は劣化してしまいます。近年の住宅は大手ハウスメーカーも含めC値2.0~3.0の間にほとんどの住宅が当てはまります。それでも高断熱高気密と宣伝していますが・・・ただ残念なのは計算結果よりも3割以上は性能が出せていないことになります。
断熱気にするなら気密も気にしましょう!
R+house郡山南ではC値0.5以下の超高気密住宅をご提供しております。
郡山市・須賀川市・白河市で注文住宅をお考えの方へ
Ua値計算結果がでました! Ua値とはどんな数値なのか?をご紹介しました。 建築費用に目が行きがちです。しかしエネルギーコストの高騰により高い省エネ性能の住宅はよりお得になる時代が到来しました。 家づくりに関する疑問に何でもお答えいたしますので、お気軽にご相談ください。
>>高断熱な注文住宅で厳しい冬も快適に暮らすには?
>>R+house郡山南で開催中の注文住宅イベントはこちら
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