もしもの備えに『省令準耐火構造』
省令準耐火構造とは?
建築基準法で定める準耐火構造に準ずる防火性能を持つ構造として、住宅金融支援機構が定める基準に適合する住宅をいいます。省令準耐火構造の住宅の特徴は、「外部からの延焼防止」、「各室防火」、「他室への延焼遅延」が挙げられます。 R+house郡山南ではJBN全国工務店協会認定の省令準耐火構造の為、化粧柱や化粧梁等の施工が可能です。
特徴その①外部からの延焼防止
隣家からのもらい火による延焼火災に備え、屋根や外壁、軒裏などを防火性の高い構造にします。省令準耐火構造では、市街地での火災を想定し、火の粉による建物火災を防止するため、屋根は不燃材料を使用するなどとしています。また、外壁および軒裏は、外壁に防火サイディング壁を用いるなど、建築基準法の防火構造にするとしています。
特徴その②他室への延焼遅延
室内で火災が起こると、火が、壁の内側や天井裏を伝わって燃え広がってしまいます。火が建物全体に広がりにくくするために、火の通り道となる壁や天井の取合部などに、木材や断熱材のファイヤーストップ材を詰めます。
*建物の仕様により適合しない場合がございます。 詳しくはお問合せください。
特徴その③火災保険・地震保険がお得になる
火災保険・地震保険が半額近くになるメリットがあります。 40年50年加入し続ける事でトータル100万円以上の軽減効果があります。 東日本大震災以降地震保険は2倍位に値上がりし、毎年続く水害などの自然災害により火災保険は大幅に値上がりし、最長35年加入できた火災保険は5年と短期化しています。 今後長期的には更に保険料の値上げがあった場合には省令準耐火構造が大きなメリットとなります。
*意匠・仕様により省令準耐火構造ではない場合がございます。 詳しくは担当へお問い合わせください。
超高気密だからこそ防水は大切です。
超高気密の住まいでは排気により外部との圧力差が出来たりします。 ただの気密住宅では問題が発生しなかった僅かな隙間からストローで吸うように室内へ引き込んでしまう雨漏りが発生するリスクがあります。 特に外壁・開口部周辺の防水は非常に大切なポイントです。
タイベック®シルバーは、高密度ポリエチレン不織布タイベック®にアルミニウムを蒸着させ、さらに繊維の一本いっぽんにアルミニウムの劣化を防ぐ抗酸化樹脂コーティングを施した遮熱シートです。
デュポンタイベックシルバーの特徴は
①赤外線を約85%を反射
②独自の構造と抗酸化樹脂コーティングにより高い耐久性を確保
③アルミシートでありながら無数の隙間があり優れた透湿性を確保
④極細繊維構造の為湿気を通しながら防水が可能です。
⑤紫外線劣化防止剤(抗酸化)を施しており18年経過後でもほとんど劣化していません。
⑥破れにくく施工中のひっかきや引っ張りにも耐える強度があります。
⑦夏場の壁体内の絶対湿度を低下させ、遮熱による夏型結露対策は効果的です。
⑧防蟻材などの薬品にも強い素材です。
窓回りの防水は丁寧さが求められます。
窓回りをただ塞ぐだけでは経年劣化により漏水の可能性を引き起こす可能性があります。 窓回りには透湿性のある水切りシートと伸張性防水角部材で長期的に透湿性と防水機能を保持します。
近年の異常気象、全館空調化された高気密住宅だからこそ防湿対策が求められます。
冬は室内の水蒸気は外部へ向かいます。 防湿ができていないと外装材側で結露を発生させる原因となります。 冬季は乾燥しにくい条件がそろうため建物へのダメージが大きいのが特徴です。 湿気が入らないようにする、入ってしまう湿気を排出できるよう透湿性の外装材や優れた通気部材で対策を行っています。
夏は外部から内部へ湿気が入ろうとします。 生活スタイル・内装・下地材・気密材・断熱材・外装材の仕様によっては室内側で結露を発生させる条件がそろう場合があります。 渡辺建設では生活スタイルや仕様により透湿性のある可変透湿シートを提案しています。
雨漏りトラブルの多いバルコニーの対策
現在のバルコニー防水の主流になっている工法はFRP防水工法です。 複数の下地処理を重ねコーティングする工法です。 非常に防水性が高いのがメリットです。 しかし紫外線や地震による劣化が原因で雨漏りするという問題がありますので定期的なメンテナンスが欠かせません。 R+house郡山南ではではこれらの問題を解決すべく金属防水を採用しています。
金属防水の特徴
①燃え広がらない(不燃認定取得)
②メンテナンスフリー、表面のお掃除にて永くご利用いただけます。
③地震に強い、オープンジョイント工法により防止性を担保しながら地震などの動きに追随できる工法です。
④FRPと違い有機溶剤を使用していません。
郡山市・須賀川市・福島県中通り中部・南部で家づくりを検討されている方へ
ここまで住宅の耐震性能について紹介しました。住宅を建てる際は、まず安全に住めるかどうかに注意すべきです。R+house郡山南は最高ランクの耐震性能を標準仕様として全棟に備えていますので、ぜひ一度ご検討ください。
R+house郡山南では、モデルハウス見学会や完成見学会、家づくりに関する勉強会、個別相談会など様々なイベントを開催しています。モデルハウスでR+houseの耐震性や構造についてお話することも可能です。ぜひ、お気軽にご参加・ご来場ください。
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