気密測定試験とは?
気密測定試験ではラッパのような送風機を用いて屋外へ排気する機械で測定を行います。 室外と室内の気圧差を測定して 隙間を測定する事が可能なのです。 ちなみに当社は断熱材の違いにより気密施工方法は2種類使い分けをしています。 合板気密工法と気密シート工法を施工しているので現場により変わります。 今回は気密シート工法の現場での試験となります。
断熱性能は計算で判定できますが気密性能は施工精度の通信簿です。
この試験で見えない性能がわかりますね!
気密測定試験の結果
C値は0.3でした。 電卓計算すると0.34でしたので四捨五入で0.3ということになります。
充分気密性能は取れているのですが・・・n値が高いのです。 試験時では塞ぎ忘れは見つからず試験は終了したのですが・・・。 エアコン配管工事中の気密測定試験でしたのでエアコン配管のシール処理がされていない状態を確認しました。 気密測定試験は万が一の施工漏れを確認する方法として間違いない試験方法です。 エアコン配管は雨にさらされる部位です、超高気密住宅はわずかな隙間からストローと同じ原理で雨を引き込む可能性があります。 しっかりとした気密と防水が大切です。 完成現場見学会にて完成時検査を実施する事としました。
なぜ気密性能が大切なのかはこちらのリンクをご覧ください。
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完成時気密測定試験の結果
完成時の気密測定試験の結果はC値=0.2でした。
施主様と完成現場見学会の見学者3組が見守る中の試験でしたが満足できる結果でした。
施主様と完成現場見学会の見学者3組が見守る中の試験でしたが満足できる結果でした。