高気密の住まいはアレルギーになる？
営業の渡邊です。先に答えを言うと中途半端な気密断熱住宅ではアレルギーの原因となり得ます。
しかし超高気密高断熱で換気空調湿度管理された住まいはアレルギー対策が可能です。つまりアレルギー改善に良い住まいとなると言えます。よって超高気密高断熱はアレルギーの原因という事は大きな間違いです。アレルギーの主な原因はカビとダニ・ハウスダストだという事は現代は広く知られています。
＊東京都保健福祉局より引用
住宅建設事業者としてできる事は室内環境を良くする事です。超高気密高断熱にすると室内の換気を適切に入れ替える事が可能となります。中途半端な気密住宅では必要な換気が出来ずハウスダスト・ダニが増殖しCO2濃度も高い住まいとなってしまうのです。
しかし超高気密高断熱で換気空調湿度管理された住まいはアレルギー対策が可能です。つまりアレルギー改善に良い住まいとなると言えます。よって超高気密高断熱はアレルギーの原因という事は大きな間違いです。アレルギーの主な原因はカビとダニ・ハウスダストだという事は現代は広く知られています。
住宅建設事業者としてできる事は室内環境を良くする事です。超高気密高断熱にすると室内の換気を適切に入れ替える事が可能となります。中途半端な気密住宅では必要な換気が出来ずハウスダスト・ダニが増殖しCO2濃度も高い住まいとなってしまうのです。
ダニの生態
ダニは、日本には約2000種類存在しています(世界では推定50000種類以上)。そのうちの40 ~ 50 種類が屋内に生息していると言われますが、総数の80%以上はチリダニと呼ばれるアレルギーの原因となるダニが占めています。
＊日革研究所より引用
チリダニと人の生活環境は非常に密接に関係しています。それは、私たちが快適だと感じている環境は、ダニにとっても快適で、繁殖しやすい環境なのです。チリダニはおよそ0.2mmで、肉眼で「ダニ」と認識するのは困難な大きさです。
10円玉との比較で、その小ささがよくわかります。そのため、お客様のご家庭にダニがいるかいないのかを判断をすることは難しいのです。
チリダニと人の生活環境は非常に密接に関係しています。それは、私たちが快適だと感じている環境は、ダニにとっても快適で、繁殖しやすい環境なのです。チリダニはおよそ0.2mmで、肉眼で「ダニ」と認識するのは困難な大きさです。
ダニの繁殖しやすい生育環境
好適温度：22～28℃
好適湿度：60％～80％
栄養源 ：フケ・垢・食べこぼしナド
好適湿度：60％～80％
栄養源 ：フケ・垢・食べこぼしナド
寝具類にはチリダニが多い
人の体温と発汗で温湿度が高くなる寝具は、チリダニのエサでもある人のフケや垢が堆積すしやすい場所でもあるので、ダニが繁殖するのに最適な環境です。
＊日革研究所より引用
チリダニは喘息や通年性アレルギーの主要な原因
今日、日本国民の2人に1人が、皮膚・呼吸器・眼鼻のいずれかでアレルギー症状に悩まされています。特に、喘息患者においてはダニアレルゲンに対する陽性率は80%以上と報告されています。
（平成23年8月 厚生労働省 リウマチ・アレルギー対策委員会報告書より）
奥田稔「アレルギー性鼻炎における昆虫アレルギーの全国調査」
チリダニのフンや死がいはアレルギーの原因物質であるアレルゲン(ダニアレルゲン)です。
（平成23年8月 厚生労働省 リウマチ・アレルギー対策委員会報告書より）
奥田稔「アレルギー性鼻炎における昆虫アレルギーの全国調査」
チリダニのフンや死がいはアレルギーの原因物質であるアレルゲン(ダニアレルゲン)です。
特に、チリダニのフンが主要なダニアレルゲンで、乾燥すると粉々に砕け散り、空気中に舞い上がりやすく、チリダニによるアレルギーの主な原因とされています。
チリダニのアレルゲンと季節の関係性
一般的には、夏場の高温多湿がダニが増える大きな要因と言われています。チリダニの匹数及びそのアレルゲンと季節の関係性を見ていきましょう。
＊日革研究所より引用
このように「温度」及び「湿度」の上昇に伴い、ダニ匹数が増加し、続いてダニアレルゲン量が増加します。
ただ、ご家庭のライフスタイルや住宅環境によって異なることもありますが、 昨今では、気密性の高い住宅やエアコン等の暖房器具が普及しており、時期に関係なくダニが繁殖する恐れがあり、お掃除等のダニ対策をいつも心がけるようにしましょう。チリダニを増やさないための環境づくり一つの目安として、世界保健機構(WHO)が「室内のダニアレルゲンの汚染基準」を下図のように定めています。
＊日革研究所より引用
繁殖条件が揃うと２週間で２倍、その後爆発的に繁殖するのが特徴的です。
繁殖条件が揃うと２週間で２倍、その後爆発的に繁殖するのが特徴的です。
ダニを爆発的に増殖させない為には？
①全館空調で湿度を60％以下へコントロールする。
ダニの繁殖速度と量を抑える事ができます。 超高気密住宅・全館空調であればコントロール
しやすいと言えます。ダニのアレルゲンやハウスダストなどは床に滞留しやすく歩くと舞い上がります。建物の換気は床面排気を推奨しています。
https://www.youtube.com/watch?v=3kwErt6zbks
しやすいと言えます。ダニのアレルゲンやハウスダストなどは床に滞留しやすく歩くと舞い上がります。建物の換気は床面排気を推奨しています。
https://www.youtube.com/watch?v=3kwErt6zbks
②お掃除のポイントは？
掃除機での吸引は？
布団などの表層において死骸やフンの除去に効果があります。しかし、生きたダニにはほとんど効果がありません。
天日干しの効果は？
叩くことなどでダニの死骸やフンの除去に効果があります。しかし、生きたダニにはほとんど効果がありません。
洗濯機で水洗いの効果は？
ダニのアレルゲンは水溶性なので一定の効果があります。しかし、生きたダニは除去しきれないです。
③生きたダニが死滅する条件は？
60℃以上で15分
50℃以上で20～30分
40℃以上で2～3週間
この条件だと人間も同様に死んでしまいますね、コインランドリー、乾燥機を利用したダニ対策が良く、その他、床やタタミや絨毯は大きくコインランドリーも難しいのですがスチームクリーナー利用だと蒸気は100℃なので即死です。
50℃以上で20～30分
40℃以上で2～3週間
この条件だと人間も同様に死んでしまいますね、コインランドリー、乾燥機を利用したダニ対策が良く、その他、床やタタミや絨毯は大きくコインランドリーも難しいのですがスチームクリーナー利用だと蒸気は100℃なので即死です。
お掃除は２つの考えが大切です！
●定期的に生きたダニを死滅させる事、アレルギー疾患のあるご家庭は２週間毎の対策が有効
●日頃の掃除でアレルゲン（死骸やフン）の除去する事
●布もの（絨毯・布団など）へはダニとりシートが有効
https://www.danitori.com/
２週間間隔の生きたダニ対策は大変ですね、その為にも超高気密高断熱で全館空調で湿度コントロールを行う事で２週間が３，４週間など間隔をあける事ができ、高断熱のおかげで余計な布団・毛布類のストックを最小限にできればすごく助かるのではないかと思います。
その他間取りや造作でも対策が可能です、詳しくは渡邊までお問い合わせください！
●日頃の掃除でアレルゲン（死骸やフン）の除去する事
●布もの（絨毯・布団など）へはダニとりシートが有効
https://www.danitori.com/
２週間間隔の生きたダニ対策は大変ですね、その為にも超高気密高断熱で全館空調で湿度コントロールを行う事で２週間が３，４週間など間隔をあける事ができ、高断熱のおかげで余計な布団・毛布類のストックを最小限にできればすごく助かるのではないかと思います。
その他間取りや造作でも対策が可能です、詳しくは渡邊までお問い合わせください！
福島県・郡山市・須賀川市・白河市で住まいづくりをお考えの方へ
R+house郡山南店のお役立ち記事「高気密高断熱住宅はダニアレルギーになる？ 現代の住まいとアレルギーの関係『ダニ編』」をご紹介致しました。
R+house郡山南店は福島県・郡山市・須賀川市・白河市の注文住宅を手がけております。住まいづくりのご検討をしていましたら、お気軽にお問い合わせください。
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