断熱等級とは、一言で言えば等級が4→5→6→7と進むにつれ断熱性能が高いと判断できる基準です。 断熱等級は2022年3月までは4が最高等級でしたが、2022年には等級5と等級6と等級7が新設されました。 2025年には断熱等級４は最低限度として義務化される基準となり、2030年には断熱等級5が最低限度として義務化される基準となる予定です。

断熱基準の予定：閣議決定による国交省発表資料はこちら

地域により断熱等級に適合する断熱性能値（Ua値）が異なるのでお住まいの地域がどの区分に属しているのか確認するには国土交通省の「地域区分新旧表」で確認できます。

＊当社の建築エリアの地域区分の例
郡山市 5地域
須賀川市・白河市・矢吹町・那須町・那須塩原町・二本松市・福島市など ４地域
小野町・猪苗代町・磐梯町 ３地域

今回の計算結果は玉川村で着工する約30坪、２階建てのお住まいです。 
地域区分は4地域、コスト配分を考慮の上プランニングされたお住まいです。

屋根断熱：セルロースファイバー400ｍｍ 熱抵抗値10.0
充填断熱：高性能グラスウール105ｍｍ 熱抵抗値2.8
基礎断熱（立上り） ：スタイロフォーム100ｍｍ 熱抵抗値は3.57
底板断熱（全面）：スタイロフォーム50ｍｍ 熱抵抗値は1.78
玄関ドア：イノベストＤ50複合樹脂枠
サッシ ：ＡＰＷ330アルゴンガス入り樹脂スペーサー仕様
上記の仕様でUa値は0.36でした。 全館空調マーベックス涼暖の計画です。
断熱等級は6には僅かに及ばずでしたが快適にお住まいなれるスタンダードと言える性能です。