福島県小野町N様邸の気密測定試験の結果
福島県小野町で気密測定試験を実施しました、 N様ご家族も試験に立ち合いされるなか緊張の中試験を開始!
測定試験の結果は!?
気密測定試験の結果は3回平均C値0.12、名刺より小さいすき間といえます。
測定試験の結果は!?
気密測定試験の結果は3回平均C値0.12、名刺より小さいすき間といえます。
N様邸の試験では壁・屋根ともに合板気密工法です。 壁面は断熱パネルと気密シールのバックアップ処理もまだ未施工、屋根も断熱・タイベックスマート未施工の条件下ですので試験的な意味も含めたものです。 結果としてC値0.12は驚くべき数字だと考えています。 完成時に測定するとC値0.1以下に到達する可能性も・・・あるかもしれませんね。
なぜC値0.1を目標とした超高気密に拘るのか?Q&A
Q:超高気密になぜ拘るのか?
断熱性能を計算通りに発揮させるため
どれほど断熱性能を良くしてもすき間が多い住まいは寒いと感じてしまいます。 例えていうと高級ダウンジャケットを着ているのにジッパー全開でいるようなものです。
24時間換気を計算通りに換気させるため
C値1.0の高気密住宅でさえ50%ほどしか換気口から給気はできていません。残り50%はC値1.0の隙間から外気が入り込んでいます。 C値0.1では90%以上を換気口から取り入れられるため高性能フィルターを通して換気ができます。 つまり家じゅうの空気がよどみません。 ホルムアルデヒド等・生活臭を適切に排気しCO2濃度を低減することが可能です。 また熱交換型24時間換気システムを採用しても換気口を通らなければ実際の熱交換性能を発揮することはできません。
高気密型雨漏りを防ぐため
高気密住宅では住宅内部が一時的に減圧となる場合があります。 その際に隙間から雨水が侵入するケースがあります。 適切な防水工事と合わせて超高気密では防水においてもしっかりと施工する必要があります。
壁体内結露を防ぐため
意図しない隙間からの通気により結露発生のリスクを抑えます。 高断熱・高気密では透湿と防湿を考えた計画での施工をする必要があります。
施工精度の確認を実測できるため
上記の目的を達成する為、気密・防水・透湿・防湿工事施工完了時に気密測定試験(中間試験)を実施致します。 途中であれば問題発生時に対応が可能であるためです。
Qそこまでこだわる必要はないのではないか?
これ位で良いと考えると『思考停止』してしまうからです。
当社ではとことん品質にこだわって参りました。 これ位で十分と考えるか、常に良い施工を考えながら改善を続けるかの違いです。 『思考停止』せず考え続けるマインドこそ当社の強みです。
仕事への取り組み方です。
昨年より改善を続け新工法へ移行、本年の目標は『福島県超高気密ナンバーワン』 です。 我々の仕事の目標の実現に向けて常に考えて改善につなげる行動が大切だと考えています。