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家づくりノウハウ
公開日:2023.10.29
最終更新日:2023.11.19

小野町N様邸構造計算結果が出ました。 郡山市・須賀川市で地震に強い家を作るなら気を付けるべきこと。

地震に強い家を作るなら気を付けるべきこと。
小野町N様邸構造計算結果が出ました。 郡山市・須賀川市で地震に強い家を作るなら気を付けるべきこと。
R+house郡山南店のお役立ち記事「小野町N様邸構造計算結果が出ました。 福島県・郡山市・須賀川市で地震に強い家を作るなら気を付けるべきこと。」の詳細ページです。 R+house郡山南店は福島県・郡山市・須賀川市・白河市の注文住宅を手がけております。住まいづくりのご検討をしていましたら、お気軽にお問い合わせください。

目次

最高ランク『耐震等級3』と見かけますが耐震等級とは?

耐震等級とはいったい?

耐震等級とは

耐震等級1


 極めて希に(数百年に一度程度)発生する地震力 が建築基準法で定められており、 これに耐えられるものを等級 1としています。 新耐震基準は震度6強~7の大規模地震で倒壊なし、震度5強程度までの中規模地震で軽度なひび割れ程度を想定している。
しかしながら、福島県・郡山市・須賀川市に住んでいる方は誰も極めて希に(数百年に一度程度)を信じる方はいないのではないでしょうか? 我々は約10年で震度5強以上の地震を10回以上経験しているのです。

耐震等級2


 等級1で想定する地震力の 1.25 倍の 地震力に対する強さ 

耐震等級3


 等級1で想定する地震力の 1.5 倍の 地震力に対する強さ 

耐震等級の確認方法とは? 

耐震等級の確認方法

耐震等級2・3 構造計算(許容応力度計算・三次元解析)


構造計算は建物の強度を正確に確認できる方法です。 性能表示計算で耐震等級3だとしても構造計算では耐震等級3はNGとなる事もあります。
*太陽光・外装材の種類・内装の仕上げなども計算するため正確な確認ができます。

建築物にかかる固定荷重や積載荷重に地震力などの長期荷重、及び短期荷重を想定して応力(部材等の内部に生じる抵抗力のこと)を算出し、それぞれの部材がそこにかかる応力に耐えられるかどうかを許容応力度(限界点)と比較するというもの。
(1)住宅などの建築物の構造耐力上主要な部分(柱・梁・床・壁など)に、荷重(自重や積載荷重等)や外力(地震や風圧等)が作用した際に生じる応力(抵抗力)を計算する
(2)構造耐力上主要な部分の断面に生じる長期・短期応力を、応力の組み合わせによって計算する
(3)構造耐力上主要な部分ごとに計算した長期・短期応力度が、長期・短期許容応力度を超えないことを確かめる
(4)構造耐力上主要な部分である構造部材が変形・振動により使用上支障が起こらないようにする、など。

耐震等級2・3 性能表示計算(品確法)


壁量計算・壁配置バランス・床倍率確認・接合部(仕様規定)確認・基礎スパン表(仕様規定)チェック・横架材スパン表(仕様規定)チェックを確認 
*基本的に等級の仕様に合致しているかを確認する事。
*太陽光や内装などの重量物の判定は行わない為想定外の地震被害となる。

耐震等級1 仕様規定(壁量計算)


壁量計算・壁配置バランス・柱の柱頭・柱脚の接合方法・基礎の仕様・屋根ふき材等の緊結・土台と基礎の緊結
*基本的に基準法の仕様に合致しているかを確認する事。
壁量計算で基準法の1.5倍超過で耐震等級3相当とする表現がありますが耐震等級は取得できません。
*太陽光や内装などの重量物の判定は行わない為想定外の地震被害となる。


熊本地震では耐震等級3の住まいは全壊・半壊ゼロ


関東大震災・宮城県沖地震・阪神大震災と大きな災害を経験し耐震基準は大きく3回強化されてきました。 熊本地震では耐震基準別の被害状況が明らかになった地震でした。
益城町中心部における木造建築物の建築時期別倒壊状況
(出典:国土交通省住宅局

 旧耐震基準(昭和56年5月以前)倒壊率は28.2%

1923年に関東大震災が起こったことにより、耐震基準が追加されたのがはじまりです。現在の耐震基準に対して約70%の耐震強度であるため被害は甚大であった。

 新耐震基準(昭和56年6月~平成12年5月)倒壊率は8.7%

「新耐震基準」に改正されたのは、1978年に発生した宮城県沖地震による被害がきっかけです。震度5の地震によって、現在の仙台市域だけでも住宅の全半壊が約4,400戸、一部損壊が約86,000戸、死者十数名と重軽傷者数は10,000人以上にも及ぶ多大な被害が生じました。 新耐震基準は震度6強~7の大規模地震で倒壊なし、震度5強程度までの中規模地震で軽度なひび割れ程度を想定している。

新・新耐震基準 平成12 年以降 倒壊率2.2%

新・新耐震基準とは
1995年の阪神淡路大震災によって倒壊・半壊したことをきっかけに、新耐震基準の弱点を強化、地盤調査の規定が充実されたほか、地盤の耐力に応じた基礎構造とすることや、筋交い(すじかい)金物や柱頭柱脚(ちゅうとうちゅうきゃく)接合金物の使用の規定、耐震壁の配置バランス、偏心率などの規定を示しました。

 新・新耐震基準と耐震等級3の被害の比較

住宅性能表制度創設(平成12年10月)以降の木造建築物の被害状況

(出典:国土交通省住宅局

耐震等級3は倒壊・大破・中破は無くほとんどが無被害であったのに対して等級未取得(新・新耐震基準、耐震等級3相当も含む)は何らかの被害が発生している家が増加している。 新・新耐震基準住宅で倒壊した建物では接合部の施工不良が見られた。
新耐震基準・品確法耐震等級2も全壊の記事(日経ホームビルダー)

耐震等級の判断基準


■耐震等級1~2は生命を守る為の判断基準としてはギリ有効、
■耐震等級3であれば被害は無被害・軽微・小破であるため日常の生活を継続する事ができる。 
■耐震等級3であれば気密性能のダメージも小さく快適な高気密高断熱住宅を維持できる。

2025年改正建築基準法 構造基準強化予定

2025年4月からZEH水準など太陽光搭載の木造建築物の構造基準が大幅に強化されます。
背景としては、東日本大震災、熊本地震の知見により省エネ住宅・太陽光搭載住宅の壁量不足が明らかになったためです。
2025年 構造強化案

ZEHは耐震等級3が条件と言っても差し支えない内容


平屋(緑)では1.56倍~2.27倍へ壁量の強化
2階建て(黄色)の1階部分では1.6倍~1.82倍へ壁量の強化
2階建て(黄色)の2階部分では1.47倍~2.06倍へ壁量の強化

小野町N様邸構造計算結果が出ました。

N様邸の壁量計算結果(許容応力度計算・3次元解析・耐震等級3)
1階X方向 2.07倍
1階Y方向 2.22倍
2階X方向 4.95倍
2階Y方向 6.50倍
建築基準法に対して2.07倍の強度を許容応力度計算・3次元解析によって確認できました。
耐力壁許容応力度計算・3次元解析といった高度な計算により耐震等級3を超える耐震性能を標準施工でご提供しております。 


耐震等級は4・5の等級創設はあるのか?

とあるメーカーさんでは耐震等級5相当という言葉をワードを聞きました。 つまり壁量が建築基準法に対して下記の通りだからということです。
耐震等級1→建築基準法に対して1.00倍
耐震等級2→建築基準法に対して1.25倍
耐震等級3→建築基準法に対して1.50倍
耐震等級4→建築基準法に対して1.75倍
耐震等級5→建築基準法に対して2.00倍

正直これを聞いた感想はというとなるほどね上手いな!座布団一枚!といった印象でした。 建築基準法が改正される流れの中で耐震等級3を必須といってもよい状況になりつつある現代において上位等級の創設を考えるのは自然な流れですね! その考え方で行くと当社の物件はほとんどが耐震等級5相当ということですねぇ・・・。 国交省からはまだ情報は出ていないので今後注目していきたい内容です。


郡山市・須賀川市で家づくりをお考えの方へ

R+house郡山南店のお役立ち記事「小野町N様邸構造計算結果が出ました。 郡山市・須賀川市で地震に強い家を作るなら気を付けるべきこと。」を解説しました。 R+house郡山南店は福島県・郡山市・須賀川市・白河市の注文住宅を手がけております。住まいづくりのご検討をしていましたら、お気軽にお問い合わせください。
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