気密について
営業の渡邊です。
高気密は家が腐るとか体に悪いとか以前はよく言われていたものです。しかし近年正しい情報がスマホで得られる時代になりそのような声が聞こえなくもなりましたが改めて話題にしたいと思います。
高気密は家が腐るとか体に悪いとか以前はよく言われていたものです。しかし近年正しい情報がスマホで得られる時代になりそのような声が聞こえなくもなりましたが改めて話題にしたいと思います。
高気密住宅は窒息してしまう?
高気密にすると窒息してしまうのでしょうか?答えはNOです!理由は簡単です。
24時間換気によって計画的に空気の循環がなされているためです。
2時間に1回の換気をできるだけの風量が取れるように計算されているので窒息はありえません。むしろ高気密にすることで24時間換気の机上の計算通りに換気ができて室内環境をよりよくすることが可能となります。
C値が1.0でも吸気口からは50%ほどしか空気が入らない・・・
C値が0.5で66%です・・・

C値が0.5で66%です・・・
C値が高いほど計画通りの換気ができます。
気密が悪いと排気口の近くの隙間から空気を吸ってしまうため室内の空気はよどんでしまい二酸化炭素濃度は上昇してしまいます。またシックハウスについても計画的に室内空気の換気ができる事で良い方向に作用します。
高気密住宅の建物は長持ちしない?
伝統的木造住宅は風通しが良いので数百年とか1000年とか長持ちしている、高気密の住まいは木が呼吸できず結露するので寿命が短いと言います。
昔の風通しの良い家はサッシや玄関ドアではなく障子でスカスカ、お風呂やトイレも離れにありますし、更に昔は囲炉裏を使っていたので燻されて防虫や構造体を乾燥させる事も出来たんです。床下も石の束に乗せていて風はよく通るけどやたら暑かったり寒い家だったりするわけですね!
昔の風通しの良い家はサッシや玄関ドアではなく障子でスカスカ、お風呂やトイレも離れにありますし、更に昔は囲炉裏を使っていたので燻されて防虫や構造体を乾燥させる事も出来たんです。床下も石の束に乗せていて風はよく通るけどやたら暑かったり寒い家だったりするわけですね!
当然温度差がほとんどないので結露はしませんので『建物だけは長寿命』なわけです。
悪いのは『中途半端な気密』と『中途半端な防水』
『中途半端な気密』と『中途半端な防水』は確かに結露を発生させて家の寿命を短くしてしまいます。中途半端な家は温度差ができてしまい結露が発生してシロアリの被害も当然出てくる、更に地震の被害で大きな被害が出やすくなるため『家も長持ちしない』わけです。
誤解だらけの高気密の住まい『高気密できちんとした防水』
『高気密できちんとした防水』がなされた住まいは構造体内部の結露を防ぎ快適で省エネ、健康的な住まいになりますし何よりもシロアリにも強く地震に強い家なので住まいの寿命が延びるだけでなく地震に安心できるし住んでる方のヒートショックも防ぐことができるので『住まいと住んでいる方の寿命も延びる』わけです。
高気密住宅のデメリット
気密性が高い住まいはキッチンのレンジフードを使うと家の内部が減圧されてしまいます。玄関ドアがなかなか開かないなんてことも当然あります。そのようなときには雨漏りのリスクが高まります。小さい隙間でも水を吸い込んでしまうなんてことになります。
某なんとか工務店でも雨漏りの話題がSNSで流れています。基本的な対策としては同時吸排気レンジフードの採用、室内循環レンジフードの採用、差圧式ダンパーを使うなどですがいずれもコストがかかります。お金をかけずにできることはレンジフードを使うときはキッチンの窓を少し開けておくことです。
当社では個別勉強会を開催しております。
より詳しく聞きたい!なんて方はホームページよりご来場ご予約、当社渡邉へお問合せください!
某なんとか工務店でも雨漏りの話題がSNSで流れています。基本的な対策としては同時吸排気レンジフードの採用、室内循環レンジフードの採用、差圧式ダンパーを使うなどですがいずれもコストがかかります。お金をかけずにできることはレンジフードを使うときはキッチンの窓を少し開けておくことです。
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